研究課題
基盤研究(B)
本研究では、初期ネーデルラント絵画の領域で、完成後一定期間をおいて加筆された肖像のある絵画作品を収集し、それを様々な美術史的観点から考察した。この領域は、中世以来初めての本格的な再現的自然主義を発達させたことで知られる。画面をもう一つの世界の一部として実現し、現実にはない理想や願望を投影するための仮想的な場が求められたものと思われる。加筆肖像は、そのような画面と観者との相互交流の痕跡として理解できる。
すべて 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (10件) 図書 (3件) 備考 (1件)
The Proceeding of the 32nd International Congress in the History of Art, 2008, Melbourne
ページ: 448-452
Proceedings of the XVII World Congress of Aesthetics, Ankara,Turkey 2007
http://sanart.org.tr/PDFler/77.Pdf
関西大学東西学術研究所紀要 41
ページ: 3-22
Proceedings of the XVII World Congress of Aesthetics, Ankara, Turkey 2007
美術史 162
ページ: 208-223
40015699921
Essays and Studies by Members of the Faculty of Letters, Kansai University
ページ: 29-44
110007152983
平成15~18年度科研費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書[代表 : 岡田温司]
ページ: 161-182
ページ: 183-212
Essays and Studiesby Memhers of the Faculty of Letters, Kansai University 1
http://sanart.org.tr/PDFler/77.pdf