研究課題/領域番号 |
18320047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
逸身 喜一郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40107420)
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研究分担者 |
片山 英男 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70114436)
天野 正幸 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40107173)
櫻井 万里子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 名誉教授 (90011329)
橋場 弦 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (10212135)
小池 和子 (根本 和子) 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教 (50313185)
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連携研究者 |
片山 英男 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70114436)
天野 正幸 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40107173)
櫻井 万里子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 名誉教授 (90011329)
橋場 弦 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (10212135)
小池 和子 慶應義塾大学, 言語文化研究所, 准教授 (50313185)
神崎 繁 専修大学, 文学部, 教授 (20153025)
大芝 芳弘 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (70185247)
島田 誠 学習院大学, 文学部, 教授 (90192608)
納富 信留 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50294848)
佐野 好則 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (50295458)
近藤 智彦 秋田大学, 教育文化学部, 講師 (30422380)
小池 登 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教 (10507809)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
17,790千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 3,090千円)
2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2006年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | 西洋古典 / ラテン文学 / ローマ史 / ヘレニズム思想 / 修辞学 |
研究概要 |
日本におけるラテン文学研究の弱点のひとつは、その内容が物語(神話)の叙述を軸に据えておらず、あるいは詩人の直截な感情とも一線を画している一連の韻文作品があまり顧みられることにある。これらの作品の理解には、同時代の思想(そこには自然科学的分野も含む)、社会風潮ないし政治状況の影響、さらに当時の教育の基本であった修辞学、こうしたことの理解が不可欠である。しかし研究はあくまで個々の作品の個別的な理解に基づいて精査されなくてはならない。研究の結果えられた知見は多々あるが、2点だけ例示するならば、教訓詩は狭義の叙事詩と不可分であること、共和政から帝政への移行期のプロソーポグラフィ(精密な人物史)が不可欠であることになる。
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