配分額 *注記 |
14,090千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 1,590千円)
2008年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2007年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2006年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
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研究概要 |
映像教材に挿入される字幕は, それがクローズド形式(字幕の表示・非表示の切り替えができる)であるDVDの普及にとももない, 英語教育においても活用されている。 本研究では, 学習者要因としてストループ効果に着目し実験を行った。実験では, 字幕提示の有無にかかわらず, ストループ干渉効果がみられない学習者ほど, 聴解テストの点数が高くなることが観察された。このことは, 学習者のレベルとは別に, 学習者の特性を考慮して字幕提示をする必要性を示唆している。 一方, 長期間経過後の字幕提示における効果では, 字幕ありvs.字幕なしの実験で, 提示直後には字幕ありのグループにおける聴解の度合いが高かったが, 3箇月後には, 逆に, 字幕なしのグループの聴解の度合いが高くなった例が観察された。字幕提示と長期記憶保持との関係を学習・教育上考慮する必要性が示唆された。
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