研究課題/領域番号 |
18330052
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
田中 素香 中央大学, 経済学部, 教授 (20094708)
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研究分担者 |
楠 貞義 関西大学, 経済学部, 教授 (30067714)
岩田 健治 九州大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (50261483)
細谷 浩志 (細矢 浩志) 弘前大学, 人文学部, 准教授 (10229198)
本田 雅子 大阪産業大学, 経済学部, 准教授 (50306073)
斎藤 智美 名城大学, 経済学部, 准教授 (00292194)
川野 祐司 東洋大学, 経済学部, 准教授 (70385946)
星野 郁 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (30199476)
高屋 定美 (高屋 定義) 関西大学, 商学部, 教授 (60236362)
山口 昌樹 山形大学, 人文学部, 准教授 (10375313)
八十田 博人 共立女子大学, 国際学部, 講師 (70444502)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 2,880千円)
2008年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2007年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2006年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | 欧州通貨統合 / ユーロ / ダイバージェンス / バランスシート不況 / ユーロ金融政策 / 共通通貨 / 実質金利 / 実質為替相場 / 世界金融・経済危機 / EU東欧諸国 / 地域的基軸通貨 / EUの東方拡大 / EMS / 通貨同盟 / EMU / ダイヴァージェンス / EPU |
研究概要 |
EUの共通通貨ユーロは単一の政策金利をもつため、域内の高成長・高物価上昇国では実質金利が低くなり、低成長・低物価上昇国では高くなる。したがって単一金利は高成長と低成長とを強化し、悪循環となることから、ユーロの持続性に疑問が生じる。 本研究では、実質為替相場を考慮に入れることにより、そうした悪循環には抑制作用が働くことを明らかにした。また高成長・高物価上昇はユーロ域の経済発展の低い国に生じることから、キャッチアップを加速するプラスの面があることを実証的に示した。また悪循環が協調された21世紀初頭にはドイツがバランスシート不況という特殊な状況に陥っており、その影響が大きかったことも明らかにした。三年間の研究によってユーロ域の分裂は生じ得ないこと、ユーロの持続性には問題がないこと、また総合的な評価の必要性が明らかとなった。
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