研究課題/領域番号 |
18330070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
須齋 正幸 長崎大学, 経済学部, 教授 (40206454)
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研究分担者 |
藤田 渉 長崎大学, 経済学部, 教授 (30264196)
福澤 勝彦 長崎大学, 経済学部, 教授 (00208935)
森保 洋 長崎大学, 経済学部, 准教授 (10304924)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
17,540千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 2,640千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2007年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2006年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
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キーワード | マーケットセンチメント / AHP投資行動バイアス / 市場のミクロ構造 / 超高頻度データ / 外国為替市場 / オーダーフロー / リーマンショック / 市場のセンチメント / 多変量非線形時系列モデル / AHP / 投資行動バイアス / 高頻度データ |
研究概要 |
本研究においては、機関投資家を対象とした市場参加者の投資行動バイアスと市場のセンチメントの関係を、市場データ、アンケートやヒアリングなどを中心とした質的データおよび超高頻度データを利用して研究してきた。ファンドマネジャーに対するアンケートからは機関投資家と言えどもリスク態度とリスクの認知に乖離があることが示され、そこに乖離があるディーラーは投資行動バイアスが確認された。そして、その傾向は未知のイベントに対して顕著となる。超高頻度データを用いた分析によっても、未知のイベントが起きた際にはそれ以外の期間の市場構造とは異なる傾向が、ボラティリティに関して示された。かくて、未知のイベントが起きた際には、リスク認知とリスク態度に整合性を欠くような市場参加者は投資行動バイアスに基づく投資を行う可能性があり、その結果市場のボラティリティ構造に影響を与える可能性が示唆される。
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