研究課題/領域番号 |
18330090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 長岡技術科学大学 (2008) 同志社大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
湯之上 隆 長岡技術科学大学, 極限エネルギー密度工学研究センター, 客員教授 (90399056)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
6,330千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,230千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 企業経営 / 半導体 / コンソーシアム / 合弁会社 / エルピーダメモリ / MOT / プロセス技術 / 混乱と摩擦 / 組織 / EUVL / ASET / セリート / ルネサステクノロジ / 日本半導体産業 / 国際競争力 |
研究概要 |
コンソーシアムを一つ作れば、半導体メーカーは、技術者を数十人規模で出向させる。その結果、半導体メーカー本体は、コンソーシアムを作るほど、技術者が減少しやせ細る。その結果、半導体メーカーの組織内に形成されている暗黙知は、徐々に削り取られていく。また、日本全体で見れば、技術者を、あちらこちらに分散させていることになる。その結果、日本半導体全体の競争力が低下する仮説を提言した。 また、合弁会社としてエルピーダメモリを取り上げ、技術者へのインタビューから、二社合弁でどのような混乱や摩擦が起きるかを明らかにした。更に、混乱や摩擦を解消するには、強力なリーダーシップを持った経営者が必要であること、および、エルピーダへ少数出向している三菱社員のように、統合した二社以外の出身で、二社の社員とは異なる経歴を持ち、二社からは一歩引いて客観的に物事を見ることができる社員を少数混在させておくことが、現場レベルでの混乱や摩擦の解消に効果があることを明らかにした。
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