研究課題/領域番号 |
18330165
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京大学 (2008) 名古屋大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
牧野 篤 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20252207)
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研究分担者 |
小林 敦子 (新保 敦子) 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90195769)
鐙屋 真理子 (一見 真理子) 国立教育政策研究所, 国際研究・協力部, 統括研究官 (20249907)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
13,430千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 2,130千円)
2008年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2007年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2006年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | 教育学 / 少子高齢化 / 東アジア / 生育意識 / 高齢者の価値観 / 学歴社会 / 高齢社会コーディネータ / 高齢社会インタープリター / 高齢者教育 / 人工妊娠中絶 |
研究概要 |
東アジア地域の急激な高齢化の背景には、経済発展の離陸期に、急激な少子化が避妊と妊娠中絶によってもたらされている事実が存在している。人々の性愛と妊娠・出産・育児との結びつきは必然のものではなく、社会経済的に規定されたある種の価値観によるものであること、学歴競争が少子化の大きな原因となっていることが示される。少子化促進の要因は高齢社会の抱える問題と通底している。高齢者の抱える問題は自らを社会的な文脈に位置づけられないことだが、それは民衆の生育意識の変容と強い関わりを持っている。民衆が競争によって孤立する時、少子化が家計戦略として選択される。高齢社会は、人々の信頼関係を醸成するようにデザインされなければならず、それは少子化対策にもつながり得るものである。
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