研究課題/領域番号 |
18340082
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
島野 亮 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (40262042)
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研究分担者 |
渡邉 紳一 (渡辺 紳一) 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (10376535)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,580千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 2,580千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2007年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2006年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / テラヘルツ / 超高速分光 / 有効媒質理論 / 誘電関数 / 高密度励起効果 / キャリアダイナミクス / ポンププローブ分光法 / テラベルツ / ポンププローブ分光 |
研究概要 |
広帯域テラヘルツ時間領域分光法を開発し、カーボンナノチューブ(CNT)を孤立分散させたポリマー薄膜の複素誘電率を0.5THzから20THzに亘る広い周波数範囲で決定した。有効媒質理論を用いて薄膜の誘電率からカーボンナノチューブの複素誘電率、光学伝導度を導出した。さらに、光ポンプテラヘルツプローブ分光法によりCNT の光励起キャリアダイナミクスを調べ、光励起された自由キャリアの応答を観測することに成功した。テラヘルツ帯複素誘電率スペクトル形状解析により、光励起キャリアの振る舞いはドルーデ応答とは大きく異なりキャリアの局在性を反映していることを明らかにした。
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