研究課題/領域番号 |
18340090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中山 正昭 大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30172480)
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研究分担者 |
溝口 幸司 大阪府立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10202342)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
16,890千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 1,890千円)
2008年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2006年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
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キーワード | テラヘルツ電磁波 / 多重量子井戸構造 / 超格子 / コヒーレント光学フォノン / ブロッホ振動 / 光ゲーティング法 / ポンプ・プローブ分光 / ワニエ・シュタルク局在 / テラヘルツ電磁波発生 / 多重量子井戸 / ポンプ・プローブ分光法 / 量子閉じこめシュタルク効果 / ポンプ・プローブ法 / コヒーレント工学フォノン |
研究概要 |
GaAs/AlAs多重量子井戸構造を試料として、コヒーレント縦光学フォノン(位相の揃った縦型光学格子振動)から、高強度かつ高単色性のテラヘルツ(THz : 1012Hz)電磁波が発生する機構を明らかにした。また、励起子(電子と正孔のクーロン束縛状態)の量子干渉効果(2種類の励起子状態の量子力学的干渉)がコヒーレントフォノンの駆動力となり、THz電磁波が増強されることを実証した。さらに、GaAs/AlAs超格子を試料として、電場による電子・正孔波動関数の局在過程において、THz領域で振動数可変のブロッホ振動(電子・正孔波束のコヒーレント振動現象)の新奇な振る舞いを見いだした。
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