研究課題
基盤研究(B)
結晶構造の幾何学的特性のために、低温でも大きなエントロピーが残る「幾何学的にフラストレートした磁性体」の典型例が、「スピンアイス」の現象を示すパイロクロア酸化物である.スピンアイスの残留エントロピー状態の本性を明確にすることを目的に、純良単結晶を用いて低温までの磁気緩和を研究した.その結果、磁気誘電応答、磁化、核磁気共鳴などによって、低温でも磁気緩和が強く残ることを明らかにした.また金属スピンアイスや金属三角格子など関連のフラストレート磁性体の物性も開拓した.
すべて 2009 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 13件) 学会発表 (14件)
Physical Review B 79 (10)
Physical Review B 79(10)
Physical Review B 77 (21)
Physical Review B 77 (5)
Physical Review B 77(21)
Physycal Review B 77(5)
Physical Review B 75
Materials Research Bulletin 42(5)
ページ: 928-934
Journal of Magnetism and Magnetic Materials 310
ページ: 1328-1330
ページ: 1079-1081
Physical Review Letters 98(5)
Physycal Review B 75
Physical Review Letters 98,5