配分額 *注記 |
13,820千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2006年度: 9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
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研究概要 |
従来の研究でも生シストから遺伝子情報を取得する方法はあり, それによって栄養細胞(プランクトン) とシストの対応関係を明らかにする研究はあった. しかし, それらは人工培養が可能な独立栄養性種のみであり, 従属栄養性種について遺伝子情報の抽出は困難とされてきた. 本研究ではこの点を改良すべく単細胞PCR法を活用して渦鞭毛藻の生シストから遺伝子情報を取得する方法の確立に取り組んだ. その結果, 独立栄養性, 従属栄養性を含む8種について生シストから遺伝子情報を取り出すことができた. この方法を用いてより精度の高い, 確実な遊泳細胞と休眠細胞との対応関係を確立することができた. 上記の種に加え, Cochlodinium cf. geminatumの栄養細胞とシストの対応関係が明らかになった.
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