研究課題/領域番号 |
18350040
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
藤浪 眞紀 千葉大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50311436)
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研究分担者 |
小熊 幸一 千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60009529)
豊田 太郎 千葉大学, 大学院・工学研究科, 助教 (80422377)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,020千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 1,320千円)
2007年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2006年度: 9,300千円 (直接経費: 9,300千円)
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キーワード | レーザー分光 / 液液界面 / イオン液体 / 表面張力 / ブリュースター角 / 光学顕微鏡 / 生体膜 / 黒膜 / プリュースター角 / ラマン散乱 / 界面張力波 / 走査型近接場光学顕微鏡 / 表面増強効果 |
研究概要 |
本研究では,液体表面特に生体膜などのソフト界面のダイナミクス測定手法を開発することを目的とした。そのため大きく分けて二つのアプローチを実施した。 一つは表面・界面張力(界面での分子挙動の物理的指標)を測定する準弾性レーザー散乱法(Quasi-elastic laser scattering, QELS)の活用である。まず新たな液体表面である室温イオン液体についてそのモル分率の変化による表面構造の変化を時間分解計測をすることにより一つの考察を与えた。次に黒膜とよばれる脂質二分子膜の張力測定をQELSにより実現することに成功した。テフロン板に2mm径の穴を開け,そこに脂質二分子膜である黒膜を形成し,新規な光学系で構成されたQELSにより膜張力を測定することができた。さらに,SDSといった界面活性剤を添加することにより,膜構造の変化を追跡するといった応用を試みている。 もう一つはブリュースター角顕微鏡(Brewster angle microscope, BAM)の高空間分解能化である。従来のBAMは十μm程度の空間分解能であったが高NAの対物レンズによりμm程度の空間分解能を達成することに成功した。全反射蛍光顕微鏡との組み合わせにより脂質分子膜の相構造変化解析への応用を試みている。
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