研究課題/領域番号 |
18360024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
桑原 裕司 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00283721)
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研究分担者 |
齋藤 彰 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90294024)
赤井 恵 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50437373)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2006年度: 11,700千円 (直接経費: 11,700千円)
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キーワード | トンネル現象 / 表面・界面物性 / 量子細線 / 有機導体 / トンネル電流誘起発光 / 有機薄膜 / 表面・界面特性 |
研究概要 |
分子発光のプラズモン増強効果を利用して金属フタロシアニン分子からのトンネル電流誘起発光分析を行った。その結果、Cuフタロシアンでは、過去に報告されていない蛍光を実験的に始めて観測し、プラズモン増強の効果を実証した。また、見かけ上エネルギー保存則を満たさない発光を捕らえるという不思議な現象を確認した。この解釈として、3重項-3重項消滅による複数分子間でのエネルギー異動機構を導入した。一方、金微粒子を含んだ有機EL素子を構築したところ、金微粒子なしの場合に比べて5~80倍の発光強度増加を確認した
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