研究課題
基盤研究(B)
1.研究の目的本研究では、光導波路の位相誤差を低減した超小型位相/振幅変調回路アレイを導入することによって、高性能なフォトニックネットワーク用超高分解能光回路を実現することを目的とする。2.低屈折樹脂埋め込み微小曲げ導波路低損失化の検討最小曲げ半径を300μm程度にすることが可能なハイメサ石英導波路を低屈折樹脂で埋め込む構造について、低損失化のためのプロセス条件の最適化を行った。3.微小曲げ導波路を利用した小型アレイ導波路回折格子低屈折樹脂埋め込み微小曲げ導波路を利用して、チャネル数8、チャネル間隔100GHzのAWGを試作した。損失は、4.47dB、偏波依存損失は、0.25dB、クロストークは-26.3dBであった。4.らせん型反射アレイ導波路回折格子導波路型ループミラーを有する、らせん型反射アレイ導波路回折格子を作製した。チャネル間隔25GHzのAWGを試作し、最小損失、PDL、隣接クロストークは、10.9dB、0.1dB、-8.2dBであった。5.樹脂屈折率温度依存性の評価樹脂を石英導波路に充填する構造を活用した各種光回路を実現するために、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、Cytopについて、温度依存性測定用の干渉導波路を作製して、屈折率温度依存性を評価した。6.低屈折率樹脂埋め込み導波路を用いた偏光分離回路マッハッェンダー型の偏光分離回路を試作し、最小損失5.6dB、最大偏波消光比28.9dB、最小偏波消光比4.2dBの特性を得た。
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