研究課題/領域番号 |
18360225
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
渡邉 邦夫 埼玉大学, 地圏科学研究センター, 教授 (00008880)
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研究分担者 |
川上 英二 埼玉大学, 地圏科学研究センター, 教授 (50125887)
桑野 二郎 埼玉大学, 地圏科学研究センター, 教授 (30178149)
風間 秀彦 埼玉大学, 地圏科学研究センター, 教授 (40008868)
長田 昌彦 埼玉大学, 地圏科学研究センター, 准教授 (00214114)
小口 千明 埼玉大学, 地圏科学研究センター, 准教授 (20312803)
山辺 正 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (40125894)
深堀 清隆 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (70292646)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,100千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 2,400千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2006年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
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キーワード | 複合土材料 / 遺跡修復 / 長期安定性 / 塩類風化 / 崩壊モニタリング / アジナテパ遺跡 / 土構造遺跡 / 日干しレンガ / 景観設計 / アニメーション / 蒸発計測 / 写真測量 / 安定性実験 / 遺跡劣化プロセス / 歴史遺跡修復 / 蒸発 / 塩分析出 / シルクロード |
研究概要 |
本研究は、「耐環境性に優れた、土を主体とし、石灰や石膏及び植物片を混入した複合材料(以下、複合土材料と略記する)」を、世界遺産などの歴史的遺跡に用いられた材料や工法の研究を通じて開発することである。本研究ではユネスコ世界遺産認定及び認定申請中の実際の遺跡(イラン、バム及びチョガザンビール、タジキスタン、アジナテパなど)を対象として(1) 試料を採取し、(2) 耐久性実験を行って、修復材料を選定した上で修復方法を提案し、(3) 実際に修復を行って、とくに乾燥環境下での耐久性を調べた。その結果、複合土材料の性質、実際の環境下での劣化・崩壊プロセスを明らかにする事ができ、耐環境材料の選定や工法の発展に向けた基礎的な考えが明らかとなった。とくに、写真測量を用いた崩壊モニタリングや、塩類析出による劣化と対策を明らかにした。さらに、乾燥地の複合土材料遺跡の耐環境性に優れた合理的な修復・保存工法がある程度確立できた。
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