研究課題/領域番号 |
18360377
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
喜多 英敏 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10177826)
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研究分担者 |
田中 一宏 山口大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (30188289)
植村 一広 山口大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (60386638)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,720千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 1,320千円)
2007年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2006年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
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キーワード | 反応・分離工学 / 触媒化学プロセス / 膜分離 / メンブレンリアクター / ゼオライト |
研究概要 |
ゼオライトの触媒特性を活用した反応分離プロセスを創成し、その実用化のための基礎技術を確立することを目的に、MFI型ゼオライトメンブレンリアクターとして、結晶化調整剤を用いないAI含有の親水性MFI型ゼオライト膜を用いたエステル化反応について検討すると共に、疎水性MFI型ゼオライト膜の浸透気化性能の詳細な検討として、チタノシリケート(TS-1)膜の優れた浸透気化分離性能について検討し、より安価な結晶化調整剤を用いたゼオライト膜の製膜法の検討およびチタノシリケート(TS-1)メンブレンリアクターの酸化反応の速度論的解析による応機構の解明を行い、以下の結果を得た。 1.ムライト多孔質支持体表面に製膜したMFIチタノシリケート(TS-1)型のシリカライト膜は、水/アルコール系の他、水/ケトン系の浸透気化分離性能に優れること、Al含有MFI膜は耐酸性に優れることを明らかにしエステル化反応への適用が可能となった。あわせてチタノシリケート(TS-1)膜の優れたアルコール選択性についても報告した。2.より安価な結晶化調整剤であるテトラプロピルアンモニウムプロミドを用いたチタノシリケート(TS-1)膜の製膜法を確立した。3.過酸化水素共存下浸透気化分離を伴うイソプロピルアルコールの酸化反応の速度論的研究により、製膜条件の異なるチタノシリケート(TS-1)膜の透過特性と触媒反応速度の関係を明らかにし、メンブレンリアクターの反応機構を解明した。
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