配分額 *注記 |
17,580千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 2,280千円)
2008年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2007年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2006年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
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研究概要 |
パルス超音波を用いた高精度流量計測法として, 伝搬時間差式と流速分布計測式の双方の利点を生かしたハイブリッド型超音波流量計測法を用いて, 原子力発電プラントの効率向上による増出力のための高精度給水流量計測システムの検討を行った.実機適用を鑑み, 金属配管での超音波の透過率に起因するセンサ設置角を線形理論と実験から求め, 高温条件でのセンサ開発とその最適化を行った.また, 高分解能の測定には測定システムの時間・空間分解能を上げるため新しい信号処理アルゴリズムとして時間領域相関法を取り上げ, システム構築を行うと共に, 計測手法として3測線およびアレー型センサを用いた複測定線計測を提案し, その有効性を確かめた.また, ハイブリッド型超音波流量計の基本概念を確かめるため, 超音波流速分布計を用いて伝播時間差式超音波流量計の流量補正係数のキャリブレーション効果を調べ, 原子力発電プラント増出力のための高精度超音波流量計測システムの基礎データを得た
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