研究課題/領域番号 |
18380009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
育種学
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研究機関 | 独立行政法人農業生物資源研究所 |
研究代表者 |
加賀 秋人 独立行政法人 農業生物資源研究所, ダイズゲノム研究チーム, 主任研究員 (30391551)
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研究分担者 |
友岡 憲彦 農業生物資源研究所, ジーンバンク, 上級研究員 (40373253)
伊勢村 武久 農業生物資源研究所, ジーンバンク, 特別研究員
DUNCAN Vaughan A 農業生物資源研究所, ジーンバンク, 上級研究員 (40391552)
田畑 哲之 かずさDNA研究所, 副所長 (70197549)
PEERASAK Srinives Kasetsart大学, 農学部・農学科, 教授
BUBPA Chaitieng Ubonratchathani大学, 農学部・園芸学科, 助教授
PRAKIT Somta Kasetsart大学, 農学部・農学科, 助手
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 2,880千円)
2008年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2007年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2006年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 遺伝資源 / アズキ / ダイズ / ササゲ属 / 栽培化 / マメ科 / 連鎖地図 / QTL / シンテニー |
研究概要 |
アジアで栽培化されたアズキ、リョクトウ、ツルアズキ、ケツルアズキのVigna属マメ科作物4種は、植物種や推定起源地が異なるだけでなく、植物器官の形状にも大きな差異が認められるが、比較ゲノム解析により染色体上の遺伝子の並びは高度に保存されていることが明らかになった。ダイズとVigna属の間では、染色体が大きな単位で保存されている染色体とそうでないないものが存在することが明らかになった。これらのマメ科作物において、野生種から栽培種への形態・生理学的な大きな変化に利用されてきた遺伝変異には、共通の遺伝子に生じた変異が無意識に利用されていたこと、まだ利用されていない可能性のある遺伝効果の大きな変異が存在することなどが明らかとなり、将来種もしくは属を越えた遺伝変異の育種利用が期待される。
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