研究課題
基盤研究(B)
本研究は、殺虫スピードの異なる核多角体病ウイルス(NPV)を比較し、殺虫スピードを決定する要因の解明を行った。その結果、殺虫スピードが遅いウイルスでは、ウイルスの増殖速度が遅く、さらに昆虫の呼吸を司る器官である気管の周囲の細胞での感染が遅れることが分かった。また、当初、ウイルスの形態からNPVであると考えて特性解明を行った宮崎県からの分離株が、実は、NPVではなく顆粒病ウイルス(GV)であり、GVの形態異常変異株であることが明らかになった。
すべて 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (15件) 図書 (3件) 備考 (2件)
Virologica Sinica (印刷中)
Virologica Sinica
Biological Control 46
ページ: 542-546
http://www.tuat.ac.jp/insect~
http://www.tuat.ac.jp/~insect