疫病菌Phytophthoraの性ホルモンに関する基礎研究

• 研究課題/領域番号: 18380073
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 生物生産化学・生物有機化学
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 小鹿 一 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (50152492)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 17,200千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 2,400千円); 2008年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2007年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円); 2006年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
• キーワード: 疫病菌 / 生理活性 / 微生物 / 有性生殖 / ホルモン / 有機化学

研究概要

疫病菌(Phytophthora属糸状菌)はジャガイモなどの重要農作物に感染し農業生産に被害をもたらす。この菌の興味深い特徴は、性ホルモン(α1、α2)を使って有性生殖をおこなう点だが、ホルモンの化学基盤は確立されていない。本課題では、α2の分離・精製・構造解析に成功するとともに、以前発見したα1の構造活性相関を明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] Stereochemical Analysis of α1, a Mating Hormone of the Phytopathogen Phytophthora (2007)
  • 著者名/発表者名: Makoto Ojika, Jianhua Qi, Yuko Kito and Youji Sakagami
  • 雑誌名: Tetrahedron : Asym 18 ページ: 1763-1765
  • 査読あり
• [雑誌論文] Stereochemical analysis of α1, a mating hormone of the Phytopathogen Phytophthora (2007)
  • 著者名/発表者名: Makoto Ojika
  • 雑誌名: Tetrahedron: Asymmetry 18 ページ: 1763-1765
  • 査読あり
• [学会発表] 疫病菌Phytophthora繁殖誘導ホルモンα1の構造活性相関 (2009)
  • 著者名/発表者名: 四海圭祐、今岡忠、浅野友世、戚建華、Shylaja D. MOLLI、金沢晴海、小鹿一、矢島新、額田恭郎、薮田五郎
  • 学会等名: 日本農芸化学会2009度大会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2009-03-29
• [学会発表] 疫病菌Phytophthora繁殖誘導ホルモンα1の構造活性相関 (2009)
  • 著者名/発表者名: 四海圭祐
  • 学会等名: 日本農芸化学会2009年度大会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2009-03-29
• [学会発表] 植物疫病菌hytophthoraの交配ホルモンα2の探索 (2008)
  • 著者名/発表者名: 金沢春海、浅野友世、小鹿一
  • 学会等名: 日本農芸化学会2008度大会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2008-03-27
• [学会発表] Partial Stereochemistry of α1, a Mating Hormone of the Phytopathogen Phytophthora, (Chiba) (2007)
  • 著者名/発表者名: Makoto Ojika
  • 学会等名: 4th Japanese-Sino Symposium on Organic Chemistry for Young Scientists
  • 発表場所: 千葉, 成田
  • 年月日: 2007-09-23