研究課題/領域番号 |
18390051
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
小田切 優樹 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (80120145)
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研究分担者 |
赤池 孝章 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (20231798)
丸山 徹 熊本大学, 薬学部, 教授 (90423657)
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連携研究者 |
赤池 孝章 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (20231798)
丸山 徹 熊本大学, 薬学部, 教授 (90423657)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,330千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 2,430千円)
2008年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2007年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2006年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | ヒト血清アルブミン / 遺伝子組換え型アルブミン / 異種タンパク質 / ドラッグデリバリーシステム / 担体 / 一酸化窒素 / 抗酸化能 / アルブミン / 遺伝子組換え技術 / チオレドキシン / 異型アルブミン / リガンド結合能 / 機能性アルブミン / 組換え体 / DDS / 生理活性 / 変異体 / S-ニトロソタンパク質 / 動態特性 |
研究概要 |
ヒト血清アルブミン(HSA)は、免疫原性や変異原性が少なく、長い血中滞留性を有するため、近年薬物のドラッグデリバリーシステム(DDS)の担体として期待されている。本研究により、HSAを用いた細胞保護・血管新生のシグナル分子である一酸化窒素(NO)の優れた生体内デリバリーに成功し、虚血再灌流障害での保護効果や抗癌効果も認められた。さらに、抗酸化タンパク質であるチオレドキシン(Trx)をHSAへ融合させ、高い血中滞留性と敗血症モデルマウスでの生存率改善を見出した。本知見は、担体としてのHSAの臨床応用を目指す上で重要な基礎資料になり得る。
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