• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

多遺伝子疾患モデル由来のES細胞を用いた病因遺伝子の生体内での意義の評価系の確立

研究課題

研究課題/領域番号 18390126
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

西村 泰行  和歌山県立医科大学, 先端医学研究所, 教授 (30314181)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
15,730千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 930千円)
2007年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2006年度: 11,700千円 (直接経費: 11,700千円)
キーワード遺伝子 / 免疫学
研究概要

多遺伝子疾患においてその原因遺伝子を同定することは困難であるが、その遺伝子が疾患発症に関与していることを証明する評価系も確立されていない。この実験計画において、多遺伝子疾患において原因候補遺伝子の生体内での意義を証明するため、多遺伝子疾患でかつ自己免疫疾患モデルである2つの実験系を用いた。
1)MRL lprマウスにおける皮膚炎
MLR lprおよびMRL gldマウスにおける皮膚炎発症率の違いがMRL gldマウスに残存するC3H遺伝子であると仮定し、マウス染色体1番のC3H由来領域を決定したところ、38.1cMから102cMと広範であったため、原因遺伝子を同定するにはMRLマウスへの更なる戻し交配をする必要があるとわかった。またMRL lprマウス由来のES細胞を樹立したが、分化マーカー(Oct4+,Nanog+,Rex1+,AFP-,Cer1-,Gata4-)の発現、embryoid bodyにおける三胚葉分化能を保持していたが、キメラマウス作成後germlineへ分化せず、既存のES細胞を他の実験系を検討した。
2)BALB/cとC57BL/6マウスにおける自己免疫疾患発症率の違い
制御丁細T胞の機能を制御する遺伝子で、かつBALB/cとC57BL/6マウスにおいて多型を持つ遺伝子をスクリーニングした結果、マウス染色体2番に存在する遺伝子に多型があることを発見した。その多型の意義を検討するため、まず、その領域がC57BL/6であるBALB/cマウスと、逆のその領域がBALB/cであるC57BL/6マウスを、6代戻し交配し作製した。自己免疫疾患発症率においてこの遺伝子の多型が関与しているか検討するため、このマウスをホモ化し、繁殖させた。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Involvement of a tissue-specific antibody in skin disorders of murine systemic lupus erythematosus and autoinflammatory diseases2006

    • 著者名/発表者名
      Nishimura H, Strominger JL
    • 雑誌名

      Proc Natl Acad Sci U S A. 103

      ページ: 3292-3297

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Involvement of a tissue-specific antibody in skin disorders of murine systemic lupus erythematosus and autoinflammatory diseases.2006

    • 著者名/発表者名
      Nishimura H, Strominger JL
    • 雑誌名

      Proc Natl Acad Sci USA. : 103

      ページ: 3292-3297

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Involvement of a tissue-specific antibody in skin disorders of murine systemic lupus erythematosus and autoinflammatory diseases2005

    • 著者名/発表者名
      Nishimura H, Strominger, JL
    • 雑誌名

      Proc Natl Acad Sci USA 103

      ページ: 3292-3297

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi