研究課題/領域番号 |
18390252
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
冨田 公夫 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (40114772)
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研究分担者 |
北村 健一郎 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 助教 (10304990)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
17,990千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 2,490千円)
2007年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2006年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
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キーワード | 高血圧 / ナトリウム / プロスタシン / プロセッシングエンザイム / セリンプロテアーゼ / プロテアーゼ / 腎 / 上皮型Naチャネル / アルドステロン |
研究概要 |
本研究の特色は食塩感受性高血圧症の原因遺伝子候補であり、また新規作用機序によるENaC活性化因子であるプロスタシンを中心としたプロテアーゼカスケードを網羅的に解析し、高血圧治療応用への分子基盤を解明することにある。プロスタシンのcDNAに変異を挿入し、セリンプロテアーゼとしての活性は阻害するが、標的分子とのaffinityは阻害しないような変異体を作製し、腎臓の組織抽出物で作製したrecoibinant pro-プロスタシン混ぜたポリアクリルアミドゲルを使用してnative PAGEを行った。電気泳動後、ゲルをプロスタシンの基質であるPro-Phe-Arg-MCAまたはGln-AIa-Arg-MCAを含む緩衝液でincubateし、UVを照射して合成ペプチド基質と反応するバンドを同定し、バンドを同定した。ゲルからバンドを切り出して、タンパク質のN末端アミノ酸解析や質量分析にかけてタンパク質を同定している。これにより同定されたタンパク質がプロスタシンのプロセシングエンザイムが3種見つかっており現在精製の精度をあげて解析中である。 プロスタシンのプロセシングエンザイムについて検討された研究はこれまでに報告がなく、プロスタシンの標的分子も私たちが同定したENaC以外には報告されていない。これまでのプロスタシンの高血圧・Na代謝に毒ける基礎的研究の半数以上は私たちの研究グループによるものであり、国内外の関連する研究をリードする存在である。本研究はプロスタシンを中心としたプロテアーゼカスケードを網羅的に解析し、高血圧治療応用への分子基盤を解明するもので、国際的に見ても先駆的である。
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