研究課題/領域番号 |
18390263
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
結城 伸泰 獨協医大, 医学部, 助教授 (60285913)
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研究分担者 |
松本 幸恵 獨協医科大学, 医学部, 助手
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,940千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 1,440千円)
2007年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2006年度: 9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
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キーワード | Campylobacter jejuni / リポオリゴ糖 / ガングリオシド / 自己抗体 |
研究概要 |
(1)Campylobacter jejuniリポオリゴ糖(LOS)とガングリオシドによるBAFF分子誘導の結果 GM1およびGD1a様糖鎖を有するC.jejuni LOSや菌体を感作したGalNAcT^<-/->マウスの脾臓からMac-1陽性細胞を単離し、BAFF mRNA量をリアルタイムRT-PCRで、BAFFタンパク/脾臓をウエスタンブロットで調べた。ガングリオシド、LOS、菌体を感作したマウスでは、未感作マウスの3、5、7倍量のBAFF mRNAが、また、7、19、52倍量のBAFFタンパクが発現していた。血清中のBAFFレベルは、C.jejuni菌体を感作したマウスで顕著に上がっていた。一方、B細胞上のBAFF-Rの発現はいずれの感作でも未感作時に比べてほとんど変化していないのに対し、TACIの発現はC.jejuni LOSや菌体を感作したマウスでは上がっていた。これらの結果から、C.jejuni LOSや菌体はガングリオシドに比べ、Mac-1陽性細胞におけるBAFFの発現やB細胞上のTACIをより強く誘導することがわかった。 (2)「BAFF存在下では自己ガングリオシドに反応して抗体が産生されるか?」に関する中間報告 抗ガングリオシド抗体誘導におけるBAFFの重要性を実証するため、リコンビナントBAFF投与下での感作実験を計画した。その予備実験として、リコンビナントBAFFを投与し血中濃度をモニターしたが、BAFFの効果を期待できる濃度を維持することが困難であることが判明した。 そこで、Garvan Institute of Medical ResearchのMacKay博士からBAFFトランスジェニックマウスの供与を受け、繁殖中である。 (3)GM1糖鎖を認識する免疫グロブリン遺伝子の単離に関する中間報告 ハイブリドーマGB2(抗GM1抗体)の免疫グロブリン重鎖、軽鎖遺伝子を単離した。
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