研究課題/領域番号 |
18390301
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
桃井 真里子 自治医科大学, 医学部, 教授 (90166348)
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研究分担者 |
山形 崇倫 自治医科大学, 医学部, 准教授 (00239857)
森 雅人 自治医科大学, 医学部, 講師 (10337347)
野崎 靖之 自治医科大学, 医学部, 助教 (90281295)
後藤 珠子 自治医科大学, 医学部, 助教 (40364509)
桑島 真理 (今井 真理) 自治医科大学, 医学部, 研究生 (30398515)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
15,740千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 2,340千円)
2008年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2007年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2006年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 自閉性障害 / シナプス形成 / CADM1 / FOXP2 / 自閉症 / secretin受容体 / ノックインマウス / 遺伝子発現解析 / 発現アレイ解析 / WNT |
研究概要 |
自閉性障害の分子機構の解明のために、原因遺伝子検索、遺伝子発現プロファイリング、遺伝子改変マウスによる分子病態の解析を実施した。ヒト変異を有するFOXP2遺伝子改変マウスのhomozygoteでは変異遺伝子産物は核に輸送されず細胞質内に停留する分子病態を確認した。さらに、シナプス接着蛋白遺伝子であるCADM1に2個の変異を検出し、遺伝子欠損マウスにおける社会性行動異常を確認した。罹患者の末梢血球における遺伝子発現解析では、GPCR群の発現が有意に増加しており、原因分子病態の結果を反映すると考えられた。また、一部の罹患者において、MECP2で制御を受けるDLX5の発現が増加していた。同様に制御されるDLX6には罹患同胞にミスセンス変異を認めたことから、これらの遺伝子が病態に関与する可能性を示唆した。
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