研究課題/領域番号 |
18390381
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
佐々木 秀文 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (00336695)
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研究分担者 |
藤井 義敬 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40156831)
矢野 智紀 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (40315883)
横山 智輝 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (40448717)
小林 昌玄 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助手 (90363928)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
12,150千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 750千円)
2007年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2006年度: 8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
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キーワード | EGFR / 分子標的 / gefitinib / 肺癌 / erbB3 / erbB4 / ゲフィチニブ / erbB2 |
研究概要 |
非小細胞肺癌に対する分子標的治療薬としてEGFRをターゲットとしたgefetinib、erlotinibが本邦では承認され、一定の評価が得られている。その効果予測因子として2004年我々はDana Farber Cancer Instituteとの共同研究によりEGFR遺伝子体細胞変異を見いだしScience誌(2004;304:1497-500)に報告した。EGFR変異測定は迅速簡便なジェノタイピングの系を確立してきた。これらを用いて、さらに臨床病理学的因子・背景との相関を検討した。 Gefitinib感受性については、耐性にかかわるエクソン20の挿入遺伝子変異型について詳細な検討を加えたほか、EGFR遺伝子増幅との相関も検討して報告した。EGFRはerbBファミリーに属するが、ファミリー遺伝子群が、新たな分子標的治療のターゲットになりうるか検討を加えるため、erbB3の遺伝子やタンパク発現、erbB4遺伝子変異やタンパク発現検索を加えて、論文として報告した。またDana Farber Cancer Instituteとの共同研究により、多くの癌遺伝子群の遺伝子変異を網羅的に解析してNat Gene誌(2007;39:347-51)に報告した。
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