研究課題/領域番号 |
18390442
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
櫻木 範明 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70153963)
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研究分担者 |
渡利 英道 北海道大学, 大学病院・婦人科, 講師 (10344508)
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連携研究者 |
守内 哲也 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (20174394)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,500千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 2,100千円)
2008年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2007年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2006年度: 8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
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キーワード | 婦人科腫瘍学 / 子宮体癌 / p53変異 / 浸潤能 / 運動能 / dominant negative / gain-of-function / 遺伝子変異 / p53がん抑制遺伝子 / 医学 / 悪性腫瘍 / 分子標的治療 / p53癌抑制遺伝子 / 子宮体がん |
研究概要 |
dominant negative (DNE)作用を有するp53変異が体癌の高悪性化を誘導する機序を明らかにするために本研究を行い、以下の結果を得た。野生型p53を有する子宮体癌細胞HHUAに導入したp53DNE変異(R273H)は野生型p53の標的遺伝子であるp21、Bax並びにMDM2のpromoterの転写機能を強く抑制した。更に、HHUA細胞の浸潤能および運動能が促進され、浸潤抑制作用のあるMaspin, PAI-1およびKAI1のmRNA発現が低下した。 一方、p53 DNE変異(R273H)の発現はp53 null癌細胞の浸潤能および運動能には関与しなかった。すなわちR273Hは、gain-of-function作用ではなく、野生型p53遺伝子の転写機能を阻害し、癌浸潤抑制遺伝子の発現を抑制することで浸潤能および運動能を促進すると考えられた。DNE作用の無いR213Qには浸潤能、運動能促進作用は認められなかった。
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