研究課題/領域番号 |
18390450
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
片渕 秀隆 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (90224451)
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研究分担者 |
田代 浩徳 熊本大学, 医学部・附属病院, 講師 (70304996)
大竹 秀幸 熊本大学, 医学部・附属病院, 助教 (60336237)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 1,860千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2007年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2006年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 細胞・組織 / 遺伝子 / 癌 / 上皮性卵巣癌 / 不死化 / 類内膜腺癌 / 明細胞腺癌 / PI3 / Pten / Wnt / β-catenin / k-ras / 不死化ヒト卵巣表層上皮細胞株 / HPV E7 / hTERT導入 / 上皮生卵巣癌 / PI3K / Wint / K-ras |
研究概要 |
上皮性卵巣癌(卵巣癌)の多くは、卵巣表層上皮(OSE)細胞から発生すると考えられているが、このOSEから発癌に至る過程は今なお明らかではない。われわれは、世界で初めてウイルス癌遺伝子を用いない染色体安定性の新規不死化ヒトOSE細胞株(HOSEC)を樹立した。卵巣癌で多く報告されている遺伝子異常をこのHOSECに導入し、免疫不全マウスの腹腔内に移植することで、ヒト卵巣癌を模倣した播種病巣を形成させることができる卵巣癌実験モデルを構築した。この実験モデルは、卵巣癌の発癌機構の解明とともに発癌に関わる分子をターゲットとした新規治療薬の開発を可能とする。
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