研究課題
基盤研究(B)
初年度はin vitroにおいて子宮内膜癌細胞での細胞間コミュニケーションによるバイスタンダー効果を証明した。さらに性ステロイドホルモンやレチノイドなどを用いてより細胞間コミュニケーションを促進させることによりバイスタンダー効果が増強されるか検証を行った。1. RL-952細胞におけるバイスタンダー効果の発現HSV-tk遺伝子を導入したRL-952-HSV-tk細胞に対するGCVの添加実験では、20mMと2mMの濃度ではほとんどすべての細胞が96時間後には死滅し、200mMでは75%、20mMでは40%が96時間後に死滅した。以降の実験ではGCVの濃度は200・Mと20・Mで行った。また、RL-952-HSV-tk細胞とRL-952-wildの混合培養にGCVを添加した実験では、フルシートのRL-952-wildにRL-952-HSV-tk細胞を100個、150個、200個、250個と増やしてゆくとそれに比例して死細胞数が増加した。2. レチノイドがコネキシンの発現に与える影響al trans-RAの添加実験では、レチノイドが100・Mの濃度でコネキシン26の発現が最も強く認められた。3. in vitroでレチノイド投与がバイスタンダー効果に与える影響in virtoでの実験を通じて生体内でのバイスタンダー効果の変動と最終的には新しい治療法の開発について研究を進めた。本年度は腹腔内腫瘍の形成と、レチノイド投与によってコネキシンの発現が変動する事を証明した。
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