研究課題/領域番号 |
18390458
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
丹生 健一 神戸大学, 大学院医学研究科, 教授 (20251283)
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研究分担者 |
寺島 俊雄 神戸大学, 大学院医学研究科, 教授 (20101892)
土井 清司 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (00379380)
森 憲作 東京大学, 医学系研究科, 教授 (60008563)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
18,020千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 2,820千円)
2008年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2007年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2006年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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キーワード | 嗅覚 / 嗅神経 / 嗅上皮 / 再生 / 骨髄間質幹細胞 / bFGF / DNA マイクロアレイ / 嗅神経細胞 / 嗅球 / RNA / DNAマイクロアレイ / NRG |
研究概要 |
嗅神経細胞の障害による嗅覚障害の新たな治療法開発を目指して、嗅神経細胞の再生における分子機構の解明を進めるとともに、様々な再生医療の可能性を検討した。分子機構解明の研究では、DNA マイクロアレイを用いて、嗅上皮の再生過程における遺伝子発現を解析。新規遺伝子Fezf1 が嗅上皮内での嗅神経細胞の配列に重要であることを示した。治療法についての研究では、アデノウイルスベクターが嗅神経細胞のみならず、嗅球への遺伝子産物導入にも有効であることを示し、Cre/loxP システムを用いて、Bcl2 遺伝子の導入により、嗅神経細胞のアポトーシスを抑制できることを示した。更に、bFGF の鼻腔内局所投与により、嗅神経細胞の前駆細胞である球状基底細胞の増殖をみること、骨髄間質幹細胞を鼻腔内に直接投与することにより、嗅上皮内に移植することができることを示した。
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