研究課題/領域番号 |
18390471
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
小椋 祐一郎 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70191963)
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研究分担者 |
吉田 宗徳 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (60273447)
櫻井 英二 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (30305528)
安川 力 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (00324632)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
18,080千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 2,880千円)
2008年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2007年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2006年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 眼細胞生物学 / 加齢黄斑変性 / ドラッグデリバリーシステム / ドルーゼン / 脈絡膜新生血管 / 家兔 / 動物モデル / 網膜色素上皮 / 脈略膜新生血管 / 家兎 / siRNA / ドラッグターゲティング |
研究概要 |
加齢黄斑変性は成人失明の主要原因である。これまで光線力学的療法が標準的な治療法であったが最近、抗血管内皮増殖因子(VEGF)療法の有効性が欧米で示され、国内でも治療の選択肢となってくるが、4~6週間ごとの硝子体内注射を必要とするため合併症が懸念される。注射回数を減らして有効濃度を保てるようなドラッグデリバリーシステムの開発のため、ゼラチンハイドロゲルシートを作製したところ、ポリイオンコンプレックスを形成して抗体を結合できることがわかった。またsiRNAを産生するプラスミドをマウスの静脈内に大量投与すると網膜内に導入可能であることがわかった。VEGF発現に関与しているICAM-1の発現を抑えるsiRNA導入で培養細胞におけるICAM-1の発現を抑制することができた。今後、大型動物における抗VEGF抗体の徐放試験、siRNA導入試験を進めていく。
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