ケロイド幹細胞:分離・同定とその発生病理学的意義

• 研究課題/領域番号: 18390477
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 形成外科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 鈴木 茂彦 京都大学, 医学研究科, 教授 (30187728)
• 研究分担者: 宇谷 厚志 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10292707) ; 内藤 素子 京都大学, 医学研究科, 講師 (30378723)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 18,430千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 3,330千円); 2009年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2008年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2007年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2006年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
• キーワード: ケロイド / 創傷治癒 / 幹細胞 / 組織再生 / 遺伝子

研究概要

ケロイド組織より多能性をもつ幹細胞を採取した。また、その細胞に特徴的な発現を示す遺伝子Bを同定し、検討したところ、ケロイドにおけるコラーゲンの過剰発現に関与していることが判明した。この幹細胞および遺伝子Bはケロイド形成に重要な役割を担う可能性が高く、治療ターゲットとしても有望であることが示された。

研究成果

• [雑誌論文] Keloids can be forced into remission with surgical excision and radiation followed by adjuvant therapy (2011)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子、鈴木茂彦, 他
  • 雑誌名: Ann Plast Surg in press
  • 査読あり
• [雑誌論文] Keloids can be forced into remission with surgical excision and radiation followed by adjuvant therapy. (2011)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子、鈴木茂彦, 他
  • 雑誌名: Ann Plast Surg. 巻: (in press)
  • 査読あり
• [雑誌論文] 非典型的部位に生じたケロイドに対する切除と放射線治療の結果について (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子、鈴木茂彦, 他
  • 雑誌名: 瘢痕・ケロイド治療ジャーナル 2巻 ページ: 84-87
• [雑誌論文] 幹細胞の基礎研究と臨床の進歩臨床応用再生医療の実際-皮膚 (2008)
  • 著者名/発表者名: 鈴木茂彦、森本尚樹、内藤素子
  • 雑誌名: 日本臨床 66巻5号 ページ: 961-965
• [雑誌論文] 非典型的部位に生じたケロイドに対する切除と放射線治療の結果について (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子、内藤素子、石河利広、池田実香、吉川勝宇、鈴木茂彦
  • 雑誌名: 瘢痕・ケロイド治療ジャ-ナル 2巻 ページ: 84-87
• [雑誌論文] 非典型的部位に生じたケロイドに対する切除と放射線療法の結果について (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子
  • 雑誌名: 瘢痕・ケロイド治療ジャーナル 2号 ページ: 84-87
• [雑誌論文] 非典型的部位に生じたケロイドに対する切除と放射線治療の結果について (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇 聖子
  • 雑誌名: 瘢痕・ケロイド治療ジャーナル 2 ページ: 84-87
• [雑誌論文] 皮膚・軟部組織の再生 (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木茂彦
  • 雑誌名: 治療 89巻 ページ: 2681-2687
• [雑誌論文] 「皮膚・軟部組織の再生」治療 (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木茂彦、森本尚樹、内藤素子
  • 雑誌名: 89巻 ページ: 2681-2687
• [雑誌論文] 肥厚生瘢痕・ケロイドすぐに役立つ日常皮膚神陵における私の工夫 (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木 茂彦
  • 雑誌名: Monthly Book Dermatology 89 ページ: 2681-2687
• [雑誌論文] Factor XIII a-positive dermal dendritic cells in keloids and hypertrophic and mature scars (2007)
  • 著者名/発表者名: Onodera, M.
  • 雑誌名: Pathology International 57 ページ: 337-342
  • 査読あり
• [雑誌論文] Long-term outcome of the intralesional injection of triamcinolone acetonide for the treatment of keloids in Orientals (2006)
  • 著者名/発表者名: Gan Muneuchi、Shigehiko Suzuki, 他
  • 雑誌名: Surg.Hand.Surg. Vol.40 No.2 ページ: 111-776
  • 査読あり
• [雑誌論文] Long-term outcome of intralesional injection of triamcinolone acetonide for the treatment of keloid scars in Asian patients (2006)
  • 著者名/発表者名: Muneuchi G, Suzuki S, Onodera M, Ito O, Hata Y, Igawa HH
  • 雑誌名: Scand J Plast Reconstr Surg Hand Surg 40(2) ページ: 111-6
  • 査読あり
• [雑誌論文] Long-term outcome of the intralesional injection of triamcinolone acetonide for the treatment of keloids in Orientals. (2006)
  • 著者名/発表者名: Gan Muneuchi
  • 雑誌名: Surg. Hand. Surg. 40(2) ページ: 111-116
• [学会発表] Adult Human Skin-derived Precursor Cellsの採取部位による相違点 (2010)
  • 著者名/発表者名: 吉川勝宇、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 第18回日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2010-09-16
• [学会発表] Adult Human Skin-derived Precursor Cellsの採取部位による相違点 (2010)
  • 著者名/発表者名: 吉川勝宇、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 第18回 日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2010-09-16
• [学会発表] Differentiation of induced pluripotent stem cells from ALS patients generates motor neurons (2010)
  • 著者名/発表者名: 北岡志保、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 日本神経科学学会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2010-09-02
• [学会発表] Differentiation of induced pluripotent stem cells from ALS patients generates motor neurons) (2010)
  • 著者名/発表者名: 北岡志保、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 第33回 日本神経科学大会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2010-09-02
• [学会発表] 変異SOD1を有するALS患者由来iPS細胞の樹立と脊髄運動ニューロンへの分化 (2010)
  • 著者名/発表者名: 北岡志保、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 日本神経科学学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-05-20
• [学会発表] 変異SOD1を有するALS患者由来iPS細胞の樹立と脊髄運動ニューロンへの分化 (2010)
  • 著者名/発表者名: 北岡志保、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 第51回 日本神経学会総会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2010-05-20
• [学会発表] Adult Human Skin-derived Precursor Cellsの採取部位による差異の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 吉川勝宇、鈴木茂彦
  • 学会等名: 第17回日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2009-10-02
• [学会発表] Adult Human Skin-derived Precursor Cellsの採取部位による差異の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 吉川勝宇、鈴木茂彦, 他
  • 学会等名: 第17回 日本形成外科学会基礎学術集会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2009-10-02
• [学会発表] ケロイド術後成績評価の点数化への試み (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子, 内藤素子, 石河利広, 吉川勝宇, 鈴木茂彦
  • 学会等名: 第3回瘢痕・ケロイド治療研究会
  • 発表場所: 長崎
  • 年月日: 2008-08-30
• [学会発表] ケロイド術後成績評価の点数化への試み (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子、内藤素子、石河利広、吉川勝宇、鈴木茂彦
  • 学会等名: 第3回瘢痕・ケロイド治療研究会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-08-30
• [学会発表] ケロイド術後成績評価の点数化への試み (2008)
  • 著者名/発表者名: 山脇聖子
  • 学会等名: 第3回瘢痕・ケロイド治療研究会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2008-08-30
• [学会発表] Characterization of cultured keloid cells and application to in vivo keloid models. (2007)
  • 著者名/発表者名: E. Araki
  • 学会等名: The 37th Annual ESDR
  • 発表場所: Swiss
  • 年月日: 2007-09-07
• [学会発表] Management of scar and scar contructure using local flaps (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木茂彦
  • 学会等名: 2^<nd> Shanghai International plastic Surgery Conference
  • 発表場所: Shanghai
  • 年月日: 2007-04-17
• [学会発表] Management of scar and scar contructure using local flaps. (2007)
  • 著者名/発表者名: Shigehiko Suzuki
  • 学会等名: 2nd Shanghai International plastic Surgery Conference
  • 発表場所: China (Shanghai)
  • 年月日: 2007-04-17
• [学会発表] Tissue Engineering of skin. (2007)
  • 著者名/発表者名: Shigehiko Suzuki
  • 学会等名: 2nd Shanghai International plastic Surgery Conference
  • 発表場所: China (Shanghai)
  • 年月日: 2007-04-17
• [図書] 標準形成外科学 (2008)
  • 著者名/発表者名: 鈴木 茂彦
  • 総ページ数: 6
  • 出版者: 瘢痕
• [図書] 標準形成外科学 (2008)
  • 著者名/発表者名: 鈴木 茂彦
  • 総ページ数: 4
  • 出版者: ケロイド
• [図書] すぐに役立つ日常皮膚診療における私の工夫:肥厚性瘢痕・ケロイド (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木茂彦
  • 総ページ数: 309
  • 出版者: 全日本病院出版会
• [図書] すぐに役立つ日常皮膚診療における私の工夫 : 肥厚性瘢痕・ケロイド(全日本病院出版会) (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木茂彦
  • 総ページ数: 309
• [図書] すぐに役立つ日常皮膚診療における私の工夫 : 肥厚性瘢痕・ケロイド (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木 茂彦
  • 総ページ数: 309
  • 出版者: 全日本病院出版会