研究課題/領域番号 |
18390506
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
赤峰 昭文 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (00117053)
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研究分担者 |
前田 英史 九州大学, 大学病院, 講師 (10284514)
藤井 慎介 九州大学, 大学病院, 講師 (60452786)
和田 尚久 九州大学, 大学病院, 助手 (60380466)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 1,950千円)
2008年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2007年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2006年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
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キーワード | 歯内療法学 / ヒト歯根膜細胞 / 歯根膜幹細胞 / TGF-beta / angiotensin II / alkaline phosphatase / 1-17細胞株 / 神経細胞 / PC12細胞 / SV40 large T抗原 / hTERT / STRO-1 / CD146 / SCIDマウス / β-TCP |
研究概要 |
ヒト歯根膜組織再生医療を開発することを目的として、歯根膜組織の再生機構について明らかにするために、クローン化したヒト歯根膜幹細胞株の樹立を試みた。その結果、間葉系幹細胞が有する表面抗原を発現し、なおかつ歯根膜に特徴的な因子を発現する2種の細胞株、1-11細胞株ならびに1-17細胞株の樹立に成功した。各々分化段階が異なっており、1-11細胞株はinvivoにおいて歯根膜様組織形成能を有しており、1-17細胞株は神経細胞に対してその分化を指示するような働きを有していた。また歯根膜は機械的刺激によってangiotensinを発現し歯根膜の恒常性の維持に関与することが示唆された。さらに再生の足場としてカルシウムの存在が重要であること明らかにした。
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