研究課題/領域番号 |
18390509
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宇尾 基弘 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 准教授 (20242042)
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研究分担者 |
朝倉 清高 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (60175164)
亘理 文夫 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (70158682)
横山 敦朗 (横山 敦郎) 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (20210627)
赤坂 司 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (00360917)
阿部 薫明 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (40374566)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,410千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 3,210千円)
2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2006年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | XAFS / X線吸収微細構造 / 微小部分析 / 生体材料 / 歯科材料 / 金属 / 化学状態 / チタン / 溶出 / 歯科用材料 / 歯科理工学 / インプラント / ニッケルチタン合金 |
研究概要 |
生体組織中の一部に微量存在する溶出微量金属元素や微小異物などをXAFS法により状態分析を行い、チタン、ニッケル-チタン合金、クロム基合金などの生体内での挙動を明らかにした。歯科・生体材料周囲に存在するチタンは多くの場合、金属状態であり埋入時の摩耗に由来すると推測されたが、一部で二酸化チタンとして存在するものもあり、生体内での溶出・再析出によると考えられた。またニッケル-チタン合金などからのニッケルがイオン状態で溶出していることも確認され、溶出Niの生体への為害性が懸念された。さらに生体内のSeなどの微量元素の状態分析や試作X線微小光学系を用いた微小部XAFS分析についても検討を行い、XAFS法の生物試料分析への有用性を見出した。
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