研究課題
基盤研究(B)
1.運動解析法の開発赤外線パターン照射下に、3台の赤外線カメラと1台の可視光カメラから作成される動画距離画像に対し、相同モデル、FFD法、そして主成分分析を応用し、平成18年度に開発した口唇運動解析法を用いて、健常人の口唇運動の解析を行った。各母音発話時の口唇運動の特徴を表す主成分値を抽出し、その主成分値を二次元空間上でプロットし、判別分析を行った結果、「う」と「い」の差などが判別可能なことが明らかとなり、運動解析において主成分分析が有用な方法であることが示唆された。2.立体内視鏡を用いた距離画像の作成外周φ5.4mmの左右2本の硬性鏡を組み込んだ立体内視鏡を用いてデジタル・ヒューマンモデルの開発を進めた。基礎実験より、立体内視鏡の特性として、(1)画像中心のズレ、(2)中心から遠くなるに従って画像の歪みが強くなる、(3)左右画像の輝度の差が存在することが明らかとなった。(1)と(2)はTsaiアルゴリズム、(3)はLoGフィルタリング処理を応用することにより解決した。そして、レクティファイ処理、Birchfieldの方法を応用し、立体内視鏡の画像から距離画像を作成することに成功した。3.鼻咽腔セファロ写真を用いた鼻咽腔形状とナゾランス値との関連性安静時、ブローイング時、「あ」発音時に撮影した側面頭部エックス線規格写真を用いて鼻咽腔形状を計測した結果と、ナゾメータ検査の結果算出されるナゾランス値(開鼻声度)と間の関連性を多変量解析した。その結果、軟口蓋の長さと咽頭深さの比率、そして軟口蓋挙上度がナゾランス値に強く関連していることが明らかとなった。
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