研究課題
基盤研究(B)
重粒子線は、変異型p53遺伝子を有するがん細胞においてもX線と比較して少ない線量で効率的にアポトーシスを誘導し、感受性が高くなることが明らかとなった。さらに、重粒子線によるアポトーシスは、Caspase依存の経路を介しており、Caspase8経路ではなくCaspase9経路を選択的に介しCaspase3を活性化することによって、アポトーシスを誘導することが明らかとなった。つまり、重粒子線によるアポトーシス誘導の経路の一部を明らかにすることができた。
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