研究課題/領域番号 |
18402020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
李 海峰 山口大学, 経済学部, 教授 (00346545)
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研究分担者 |
米谷 雅之 広島経済大学, 経済学部, 教授 (50034864)
陳 建平 (陳 健平) 山口大学, 経済学部, 教授 (40253132)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
7,520千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,020千円)
2007年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2006年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | 市場経済発展過程 / 大衆消費社会 / 消費実態調査 / 消費者意識行動の変化 / 都市間、所得間の格差 / 消費の自由選択力 / 中国の市場経済発展 / 消費者行動の変化 |
研究概要 |
本研究は、中国における市場経済発展の過程において社会経済がどのように変動しているか、大衆消費社会がどのように形成されているか等について、経済水準の異なる都市で消費者の生活や意識行動の調査を行い、中国における大衆消費社会の成立プロセスを解明するための2年間の研究である。 本研究は計画とおりにランダムに選定された経済力水準の異なる大都市、地方都市、小都市の9都市・地域(北京に近い最大の沿海都市の一つである天津市、東北部遼寧省にある旧炭鉱都市の阜新市、河北省の小都市承徳市とその周辺の農村部小都市のラン平県、西部地域の山西省太源市と新興の炭鉱都市の塑州市、西南部地域の貴州省にある少数民族居住の地域小都市の凱里市、西南地域の雲南省昆明市、中国の市場経済の最も速く発展している深せん市)において各200世帯、計1800世帯を無作為で抽出し、アンケート調査を実施した。この定量的調査研究を行うと同時に、定性的調査研究も行っている。二通りの各調査は回収率が99%で、広範囲にわたって質の高い調査結果が得られた。回収したデータを日本に持ち帰り、分析を進めてきた。1990年代、2004年-2005年との時系列の比較、都市間比較、国際比較の観点から、解明している。 中国は欧米や日本の大衆消費社会の形成過程と異なり,都市間、所得階層間の格差が1990年代より拡大している一方、「中流階層意識」が急速に増加し、消費者はより高次の欲求の充足を求めているのは特徴である。2004年以後、都市間、所得階層間の格差が縮小し、大都市と同様、地方都市、小都市における消費者ニーズも、必需品への支出から贅沢品への支出へ、モノへの支出からサービスへの支出に重点を移し、「量」的欲求から「質」的欲求へと向上している。消費の自由選択力を持つ世帯が増加している。
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