研究課題/領域番号 |
18402041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
黒田 学 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (10293581)
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研究分担者 |
坂井 清泰 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (60300381)
荒木 穂積 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (00123480)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,200千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 教育系心理学 / 社会福祉関係 |
研究概要 |
本研究は、ベトナムの知的障害児福祉活動の展開過程において、知的障害児の地域生活支援に関わる具体的な活動プログラムを検討し、就学前と就学期における知的障害児とその家族の福祉ニーズの実態把握を試みることを目的とした。 本研究成果は、第1に、就学前の関係機関へのヒアリングおよび障害児家族の生活調査を通じて、親・保護者が子どもの障害および発達に関する理解を高めうるような相談支援の必要性、就学支援にむけた療育と家族支援の重要性を明らかにした点である。第2に、ベトナムにおける早期発見・早期療育の遅れの要因の一つが、発達検査の立ち遅れにあり、その原因として、(1)ベトナムの実情に即した独自の発達検査が開発されていないこと、(2)発達検査器具の調達の困難さ、(3)発達検査を実施できる人材不足などがあることを明らかにした。
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