研究課題/領域番号 |
18405004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
石川 隆二 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (90202978)
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研究分担者 |
佐藤 雅志 東北大学大学院, 生命科学研究科, 准教授 (40134043)
佐藤 洋一郎 総合地球環境学研究所, 研究部, 教授 (20145113)
中村 郁郎 千葉大学大学院, 園芸農学研究科, 准教授 (50207867)
福田 善通 独立行政法人国際農林水産業研究センター, 生物資源領域, プロジェクトリーダー (40399374)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
15,850千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 2,550千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2006年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | 熱帯島嶼 / 野生イネ / 多様性 / DNAマーカー / 保全 / 葉緑体DNA / フィリピン / セレベス / オセアニア / 遺伝資源消失 / カンボジア / Oryza / ルフィポゴン / メリディオナリス / 雑草イネ / 浮イネ / 多年生 / 一年生 |
研究概要 |
ベトナム, カンボジア, タイ : この地域には熱帯島嶼に分布している野生イネとの多様性比較のために来訪しCCゲノムのofficinalis, rufipogonなどの多様性を調査した. フィリピンではminuta種の生息環境が急速に悪化しており, 水田脇の水路に生息する集団が水路補修で消失する事例が見受けられた. 一時的に種子繁殖により大集団を形成する場合もあったが, これも水路補修などの人為的攪乱による一時的な現象の可能性がある. Palawan島中部meyeriana種は生存域の攪乱が激しく集団消失が危惧された. オセアニアの野生種についても採取がすすみつつあり, 東南アジアのrufipogonと比較することで栽培種を生み出した野生種である同種の高い遺伝的多様性が明らかになろう.
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