研究課題/領域番号 |
18405030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木村 伸吾 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (90202043)
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研究分担者 |
笠井 亮秀 京都大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (80263127)
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研究協力者 |
森岡 裕詞 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 博士課程学生
シンプソン ジョン 英国バンガー大学, 海洋科学部, 教授
ウィルス フィル 英国バンガー大学, 海洋科学部, 博士研究員
ジョーンズ グゥイン 英国バンガー大学, 海洋科学部, 技術専門員
パウエル ベン 英国バンガー大学, 海洋科学部, 技術専門員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
15,150千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 1,650千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2007年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2006年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | ヨーロッパイガイ / 低次生物生産 / 乱流 / 安定同位体 / 干潟 / 底生珪藻 / 懸濁態有機物 / 潮汐混合 / 生物生産 / 沿岸環境 / 食物連鎖 / ムール貝 / 数値シミュレーション / メナイ海峡 / 炭素窒素同位体比 / 沿岸生態系 / ウェールズ大学 / クロロフィル |
研究概要 |
乱流混合が強い英国メナイ海峡域の干潟では、外部からの浮遊性植物プランクトンの流入よりも底生珪藻による基礎生産が大きく、また、底生生物であるヨーロッパイガイ(ムール貝)は底生珪藻と懸濁態有機物を主要な餌資源とする可能性が示された。しかし、ムール貝は懸濁態有機物中のデトライタスを餌として積極的に利用することはなく、その成長には底生珪藻の寄与が極めて大きいことが分かった。結論として、従来考えられてきた外部からの浮遊性植物プランクトンの流入が、高いムール貝の資源量を維持しているのではなく、乱流混合に伴う底生珪藻の生産が重要であることが明らかになった。
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