研究課題/領域番号 |
18500082
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安田 孝美 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60183977)
|
研究分担者 |
横井 茂樹 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (20115744)
遠藤 守 中京大学, 情報科学部, 講師 (90367657)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
4,050千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | グラフィクス / 仮想人体 / e-Learning / 生涯学習 |
研究概要 |
研究初年度で開発したモーションキャプチャ装置による太極拳3次元データの可視化及び学習への利用方法の検討を更に進めるとともに、中高齢者がパソコンを利用したWeb教育システムをサポートするための諸機能の検討・開発を実施した。具体的には以下の研究実績を得た。 (1)3次元表現された物体をオンラインで複数人が操作でき、編集可能なシステムの基盤機能を開発した。具体的にはblogを3次元コンピュータ・グラフィックス用に改良したシステムを構築し、その上でCGコンテンツの編集を行う基盤機能を開発した。 (2)中高齢者がオンラインで学習を進めるための、オンラインヘルプデスクなどの様々な学習支援に関する基礎的検討を行った。また、クラシックバレエ、卓球、カーリングに関するオンライン教授システムとしての可能性について、それぞれの運動の特徴を踏まえてその可能性を探った。 (3)3DCGなどのマルチメディアWeb教材を、生成・管理・配信・共有するための基礎研究を実施した。開発したWeb教材PCのみならず、ポッドキャストを利用することでより多くの端末に配信し、中高齢者の学習の機会を増大させるための基礎実験も併せて行った。 (4)中高齢者が安全にオンライン学習を可能にするために、仮想ネットワークを利用した学習環境の検討を行った。オンライン教育の中で、そもそもインターネットの仕組みがわからず、学習ができない中高齢者の存在がある。ここではそのような問題に対応するために、インターネットの基礎知識を仮想ネットワークを利用することで安全に実施できるシステムの基盤を考案した。
|