研究概要 |
情報化社会の中で人々の行動は多様化しており, 図書館サービスにおいても適切なセグメント化をおこなって利用者の特性を理解することが必要である.その方法として, メディアの選択に関する態度をもとにセグメント化をおこない, 図書館サービスの選好との関連を確認した 結果としてはメディアの利用, 選択に対する態度と, 図書館への選好には関係があるとは言えなかった.しかし, 情報行動と選好意識を併せた類型化を行うことで, 「調べもの志向」のグループにおいて, メディア利用と選好意識に整合的な関係が生じていること, 一方, インターネット利用が進んでも, 貸し出し利用者の選好はほとんど変わらないことなどを明らかにした
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