研究課題/領域番号 |
18500332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
八幡 崇 (2007) 東海大学, 医学部, 助教 (10398753)
中山 ゆかり (六車 ゆかり) (2006) 東海大学, 医学部, 特定研究員 (80398750)
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研究分担者 |
安藤 潔 東海大学, 医学部, 教授 (70176014)
八幡 崇 東海大学, 医学部, 助手 (10398753)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
4,020千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 造血幹細胞 / ニッチ / ヒト化モデルマウス / 間葉系幹細胞 / 骨髄内移植 / 臍帯血 / 細胞周期 / ヒトビモデンレマウス / 造血環境 / 造血制御 |
研究概要 |
長期造血再構築を担うヒト造血幹細胞(HSC)が、骨髄内造血微小環境内(ニッチ)においてどのような状態で存在し、幹細胞活性を維持しているのかについては明ら抗原の発現強度に応じて分離し、2次移植を行ったところ、休止期にあるCD34+CD38-細胞のみが2次移植された。すなわち、ヒトHSCの幹細胞活性は、休止期状態にあることにより維持されているということが明らかとなった。ニッチはHSCを休止期状態に留めておく場を提供することにより、HSCの分裂、増殖に起因する幹細胞活性の低下を抑制する能力を持つことから注目されている。そこで、骨髄内におけるヒトHSCとニッチとの相互作用についての解析を行なった。その結果、休止期状態にあるヒトCD34+細胞の多くは骨内膜周辺領域に存在し、骨芽細胞や血管内皮細抱と相互作用しているということを見いだした。次に、ヒト間葉系幹細胞(MSC)を骨髄内に移随することにより、ヒトニッチをマウス骨髄内に再構築し、さらなる解析を行なった。その結果、移値したMSCはreticular cell、骨芽細胞、血管内皮細胞等に分化し、休止期CD34+細胞と相互作用しているということを明らかにした。興味深いことに、ヒトニッチを再構築することにより、ヒトHSCの増加が認められた。以上の結果から、ヒトHSCは、骨髄内ニッチと相互作用し、休止期状態にありながら幹細胞活性を維持しているということが明らかとなった。さらに、ニッチを最適化することによるヒトHSCの維持・増幅を実現する可能性を示した。
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