研究課題/領域番号 |
18500349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
永竿 智久 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20245541)
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研究分担者 |
中島 龍夫 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40095633)
玉木 保 日本工業大学, 機械工学科, 教授 (10049695)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,130千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | バイオメカニックス / 顔面骨骨折 / 吹抜け骨折 / 眼窩 / 骨折 / バイオメカニクス / シミュレーション / 外科 / 有限要素解析 / 整復 / プレート / 外傷 |
研究概要 |
眼窩壁骨折(吹抜け骨折)の重篤度に影響する因子としては、外力の強さ以外に(1) 外力の作用する方向(2) 打撃を受ける眼窩周辺の部位(3) 打撃を受ける顔面骨の形態的特徴といった要素が影響する。本実験においては、これらの因子と骨折の程度に関する相関につき有限要素シミュレーションを用いて定量的な解析を行った。この結果、(1) 俯角より外力が作用すると広い範囲に骨折が生じやすいこと(2) 外力の眼窩の内圧上昇を介した間接的作用と、眼窩壁を経由した直接的作用には相補性が存在すること(3) 上顎骨に欠損を有する場合、広範囲に骨折が生じやすいこと が解明された。これらの所見は吹抜け骨折の診断ならびに予防に有用である。
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