研究課題/領域番号 |
18500360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
森田 真史 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20112667)
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研究分担者 |
三宅 潔 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40312920)
玉内 秀一 北里大学, 医学部, 専任講師 (60188414)
諸星 康雄 北里大学, 医学部, 専任講師 (80050649)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,940千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 微生物腐食 / 生体適合性 / 金属アレルギー / 電気化学 / 医療用金属 / チタン合金 / 溶存酸素 / 生体材料 |
研究概要 |
インプラント金属は周囲組織細胞の攻撃を受け,耐食性が低下する可能性がある.金属表面と組織の間隙の溶存酸素濃度は細胞の酸素消費によって低下するために細胞非接着部との間で酸素濃淡電池を形成することが金属腐食を促進する主要因ではないかと推察された。また、金属腐食電位の貴化現象が付着微生物の分泌するタンパク質から成るBiofilm形成に起因するとの指摘がある.生体内環境もこれに類似するが,腐食促進そのものが明確に確認されておらず,組織の関与についても報告は無い.そこで、以下の実験的検討を行った. 1)L929線維芽細胞によるBiofilm形成過程で自然分極電位の時間的変化を経時的に測定することで、金属表面に細胞が付着することによる金属・溶液界面のゼータ電位と電気二重層形成に与える影響を検討した。Biofilmが形成された低溶存酸素部で電位の低下が認められた. 2)金属表面の接着細胞Biofilmの成長(高密度化)に伴う金属/スライム間の自然分極電位/電流および金属/スライム間隙の溶存酸素濃度,pH微小電極による経時変化を測定し,接着細胞の金属耐食性への関与を明らかにした。 3)Biofilm(L929を寒天ゲル中に播種した膜)で培養液を2分割するセルを作成し、培地A(大気開放)と培地B(大気遮蔽)の溶存酸素濃度を経時的に測定し、酸素消費速度を測定した.酸素濃淡電池形成を示唆する電位差が確認された.
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