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成人前期小児慢性疾患患者の社会生活支援システムの構築と検証

研究課題

研究課題/領域番号 18500429
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関西南女学院大学

研究代表者

谷川 弘治  西南女学院大学, 保健福祉学部, 教授 (80279364)

研究分担者 松浦 和代  札幌市立大学, 看護学部, 教授 (10161928)
鈴木 智之  法政大学, 社会学部, 教授 (80235978)
伊藤 善也  日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 教授 (70241437)
稲田 浩  大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (00244640)
佐地 勉  東邦大学, 医学部, 教授 (50120275)
石田 也寸志  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (20221070)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,530千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード小児慢性疾患 / 成人前期 / 小児慢性疾患キャリーオーバー / 社会生活 / キャリアデザイン / 就職 / 結婚 / 社会的自立 / 自立支援
研究概要

成人前期の小児慢性疾患患者の社会生活に対する実態調査の結果は、対象者らの社会的自立に向けての試行錯誤が示された。こうした本人の行動に対する支援のあり方については、すでに前研究の成果として発行した『小児慢性疾患キャリーオーバーの社会的自立支援ガイドライン2005年版』(以下、ガイドライン)で明確化している。本研究では、中学生・高校生向けガイドブック『大人になりゆくあなたに』の2007年版(改訂版)を発行した。これらの成果は、ホームページ(http://homepagel.nifty.com/k_tanigawa/)で公開しており、同じホームページ上に公開されている他の研究成果の新聞紙上での紹介(「患者を生きる:526」朝日新聞東京朝刊35頁)などもあって、普及が促進された。ガイドブックの普及に際して得られた患者・家族の意見から、記述の内容は概ね受け入れられていると考えられた。成人前期の小児慢性疾患患者の社会生活支援においては、個別的で適切な情報提供が不可欠であるが、インターネットを通じた一般的情報の提供(本研究ではガイドブックによる)も重要な役割を果たすものと判断される。
本研究では、さらに成人前期(18歳から25歳くらいまで)の患者(経験者)向けのガイドブック「社会にはばたくときに」の素案を作成した。からだの自己管理を念頭に置いたキャリアデザインをどのように作り上げていくか、ソーシャルサポートをどのように得るか、実態調査の結果を参考にしながら検討を進めた。ガイドブック「社会にはばたくときに」の内容の検証については、今後の課題として残された。また、成人した小児慢性疾患患者におけるNIETの問題については、十分な調査結果が得られなかったため、今後の課題として残された。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 大人になりゆくあなたに-小児慢性疾患の治療・定期健診を受けながら大人の準備をするためのガイドブック(中学生・高校生)2007年版2007

    • 著者名/発表者名
      キャリーオーバー, キャリアガイダンス, ハンドブック検討会
    • 総ページ数
      45
    • 出版者
      私家版
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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