研究課題/領域番号 |
18500533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
川口 秀明 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70161297)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,910千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 骨格筋 / 乳酸 / BMI / レプチン / インスリン / TNF-α / アデポネクチン / GH / メタボリック症候群 / 生活習慣病 / 圧負荷 / アンジオテンシン受容体 / 細胞内情報伝達系 / シスタチンC / 高感度CRP |
研究概要 |
運動時骨格筋代謝のモデルとして、培養平滑筋細胞に圧負荷を行い、培養細胞における乳酸代謝を検討した。加圧することにより、排出されるMCT(Monocarboxylate transporter)が運動時における骨格筋代謝を反映することが判明した。運動・食事療法による肥満関連因子の変化を検討したところ、レプチン値の減少は運動・食事療法によるBMI値、血中インスリン値の減少と関連があった。また、レプチン値が運動・食事療法前後の変化率でTNF-αと正の相関を示したことから、互いの分泌機構に関連性があると示唆された。さらに、運動・食事療法の前後の変化率において、レプチン値と血糖値との間に相関性がみられたことから、運動・食事療法は、レプチン分泌と血糖値に何らかの彰響を及ぼしていると考えられる。TNF-αは肥満で高値を示したが、運動・食事療法によって著しく減少した。その機序たついては、TNF-αがBMI値と相関性があったこと、また脂肪細胞のうち肥満状態で多く存在する大きなサイズの脂肪細胞から分泌されるとの考え方から、運動・食事療法は大きなサイズの脂肪細胞を減少させたと考えられる。アディポネクチンは対照健常者より肥満状態で高く、運動・食事療法によってさらに増加した。また、運動・食事療法後ではインスリン値と負の相関を示したことから、アディポネクチンは運動・食事療法によってインスリンに対する反応性の改善に関与しいていることが示唆される。GHは運動・食事療法後に増加した。また、運動・食事療法後でインスリンと負の相関を示したことから、GHは運動・食事療法によってインスリンに対する反応性の改善に関与していると考えられる。
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