研究課題/領域番号 |
18500636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 九州女子大学 |
研究代表者 |
石橋 源次 九州女子大学, 家政学部・栄養学科, 教授 (20069587)
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研究分担者 |
溝淵 由利子 九州女子大学, 家政学部栄養学科, 助手 (90352111)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,270千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 黒糖焼酎蒸留残液(もろみ酢) / メラノイジン / ポリフェノール / コレステロール代謝 / 糖尿病 / 高血圧 / もろみ粕 / 黒糖焼酎蒸留残液 / クエン酸 / 黒糖もろみ粕 / 鉄欠乏 / 血清コレステロール / 肝臓コレステロール / 免役たんぱく質 |
研究概要 |
黒糖焼酎蒸留残液を上清液(もろみ酢)と残渣(粕)とに分離しその生理活性について、メタボリックシンドロームの指標となる脂質代謝、糖質代謝及び血圧に対する影響を検討し、以下のような結果を得た。 1)脂質代謝(特に、コレステロール)について、高コレステロール食にもろみ酢及び粕を添加し飼料を用いて実施した。血清及び肝臓のコレステロールとトリアシルグリセロールの上昇が抑制させ、この機構は、糞中へのコレステロールと胆汁酸の排泄促進による。 2)糖質代謝への生理効果を検証するために、自然発症非肥満II型糖尿病モデルラットを用い血糖値への影響を検討した。2ケ月間の飼育で糖尿病ラットは106mg/dLの血糖値の上昇に対して、もろみ酢の場合は、56mg/Lの上昇となり血糖の上昇が抑制された。 3)血圧に対する影響については、自然発症高血圧モデルラットを用いて実施した。2ケ月間もろみ酢を投与した場合の血圧の上昇は、94mmHgに対して高血圧ラットでの上昇は105mmHgとなり血圧の上昇が抑制された。 4)ヒトに対する効果を検証するために、毎日、もろみ酢を50mL飲水させ、飲水前と飲水後の血液成分の測定を行い。動物実験で得られた結果と同様にコレステロール、中性脂肪濃度の改善が認められた。
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