研究課題/領域番号 |
18500690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(新領域融合研究センター) |
研究代表者 |
川本 祥子 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(新領域融合研究センター及びライフサイエンス統合データベースセンター), ライフサイエンス統合データベースセンター, 特任准教授 (00273722)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | バイオ情報 / 辞書 / オントロジー / コンテンツ・アーカイブ / インターネット / ウェブサイト / 科学コミュニケーション / ゲノム / 情報基礎 / 科学教育 / 生体生命情報学 |
研究概要 |
近年、生命科学に関する情報は、ゲノムやタンパク質をはじめとする分子的研究の急速な進展により爆発的の増加した。これまでは研究者のノートやパソコンに蓄えられていただけの生命科学情報も、インターネットの普及によって、電子化や公開が進み、実験やデータはデータベース化され、利用者が自由に検索、取得する環境も整いつつある。生命科学に関する知識は、病気や環境問題などをはじめ、人々が現代社会において、よりよい生活、社会を築くために必要なものばかりである。研究成果を還元し、その知識を活かすためには、幅広い層の人が、生命科学を理解し、共有し、意見を交換することが不可欠である。しかし、現在の研究は、非常に細分化されており、そのほとんどは英語でやりとりされるため、専門分野の中においてのみ理解可能であるのが現状で、一般社会にわかりやすく成果を還元するにはいたっていない。一例をあげれば、ヒトゲノムが解読され、疾患にかかわる遺伝子が多数研究されているが、その成果が一般の人にわかりやすく伝えられ、病気を理解する手助けになるに相当な努力が必要となる。そこで本研究では、研究者から一般社会の幅広い層が、生命科学研究とその成果を総合的にとらえ理解、検討するための、言語資源や情報基盤について、日本語を中心としたコミュニケーションに必要な内容を検討するとともに、生命科学の研究成果の解説や専門用語辞書の構築を行った。成果は国立情報学研究所にて運営されている日本語バイオポータルサイト「Jabion」(http://www.bioportal.jp/)にて発表した。
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