研究課題/領域番号 |
18500714
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
JOHN Brine 会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (60247624)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,830千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | デジタル・ライブラリ / e-ラーニング / 学習管理システム / 活動理論 / プロジェクト・ベース |
研究概要 |
会津大学のテクニカルリーディングコースのための調和のとれた学習をデザイン開発した。会津大学の2年生は2つのテクニカルリーディングコースを履修する。コースデリバリーシステムはオープンソースLMSソフトを通して有効なワークフロー教授法との密着した組み合わせである。更にこのコースは学生に多様な方法で学習内容を理解させ、学習能力を発展させるためにコンセプトマップとJava-basedによる小テストを与えている。 この研究による成果は下記の通りである。a)会津大学の2年生が2年間(約1,000人)使用した学習管理システムを構築した。b)2年生の学生とLMSを使用し、グループワーク/ワークフローシステムを構築した。c)コンセプトマップとJava-basedの小テストを実行した。d)多用な対応分析を持つ学習管理システムを使用したグループワークにおける評価ストラテジーを、行動理論に基づき開発した。 この研究は、テクニカルリーディング及びライティング学習において、共同プロジェクトに基づいたオープンソースと無料ソフトウエアの利用を可能にした。共同的学習モデルにおいては、システマティックフローと活動の連続性が大切である。しかしながら同時に、リーディングやライティングだけでなく、コンピュータ理工学や他の専門分野においての多様な内容にオープンソースがどのように対応していくかも大切である。研究結果として、日本におけるeラーニングコースを管理するための方法は、他のアジア諸国のために開発されたものと関連性があるかもしれないことがわかった。この研究でのグループワークは、ベトナムで利用される遠隔eラーニングの方法として用意された。この研究を今後のための出発点としたい。
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